2013年5月30日 (木)

中国環境問題研究会特​別企画「中国環境公益​訴訟の現状と課題」

ショートノーティスで恐縮ですが、下記の通り中国環境問題研究会、特別企画を開きます。
関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
テーマ:中国環境公益訴訟の現状と課題―雲南省の事例を中心に―
日時:2013年6月5日(水)18:00~20:00
場所:東京大学駒場キャンパス2号館306号室
事前連絡:資料準備等のため、参加ご希望の方は、6月3日(月)までに下記あてに御氏名、御連絡先をお知らせください。
企画趣旨:
 中国では環境公益訴訟がすでに雲南、貴州、江蘇などで試験的に実施されている。さらに昨年8月の民事訴訟法の改正により、環境公害による損害については直接利害関係のない機関・組織も訴訟を提起できることとなった。果たしてこの環境公益訴訟は、中国における環境公害被害者の救済にどれほど役に立つものなのであろうか。今回は、いわゆる草の根NGOが提起した最初の環境公益訴訟と言われる雲南省の事例で原告団の中心となった曾祥斌弁護士を報告者としてお招きすることができたので、参加者との議論の中で中国環境問題に関する理解を深めていきたい。
プログラム:
18:00-18:15 「中国における環境公益訴訟の試み―過去の事例および民事訴訟法改正のポイント―」(企画趣旨説明を兼ねて)
 櫻井次郎 (神戸市外国語大学・准教授)
18:15-18:30 「雲南省陸良県興隆村のクロム公害-グローバル経済、貿易の観点から」
 知足 章宏 (京都大学・研究員)
18:30-19:00 「雲南の事例から見た中国環境公益訴訟の現状と課題」
   曾 祥斌 (弁護士)
19:00-20:00 質疑応答
以上

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