2018年9月17日 (月)

今回の研究会は、中国における温室効果ガス(GHG)排出量取引制度の最新事情に関する二人の専門家にご講演をいただきます。中国におけるアカデミックな研究者、北京の取引市場関係者、そして中国のNGO(コメンテーター)、日本の研究者(コメンテーター)という4つの異なった視点から、世界的に注目されている全国レベルの取引市場の制度設計、並存する地方の取引市場の動向、それらの社会経済影響などについてそれぞれお話いただきます。昨今の世界と日本でのカーボン・プライシング導入やGHG排出削減数値目標引き上げの議論に示唆するところも多いかと思われますので、奮ってのご参加をよろしくお願いいたします。

◆題目と報告者
“Carbon market mechanism and economic impacts”
 顧 阿倫(Gu Alun)(清華大学・教授)
“Mechanism Design and Market Performance of Beijing ETS”
 邹 毅(ZOU Yi)(北京環境取引所・研究発展部副主任)

◆コメンテーター
 林佳乔(LIN Jiaqiao)(磐之石環境とエネルギーセンター副主任)
 明日香壽川(東北大学教授)
◆言語:英語
◆日 時:2018年9月21日(金)13:30~16:00
★場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング 302会議室
  交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
https://www.nihonbashi-lifescience.jp/asset/pdf/NihonbashiLifeScienceBuilding_MAP.pdf

※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録):
以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
https://docs.google.com/forms/d/1w4HpL9b76GXkLMmCKMiPw-Pjn-yBArkOeVO0CiwVmww/edit

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局 (担当:金丹、大塚)

2018年8月 4日 (土)

第40回中国環境問題研究会のご案内(8月6日)

今回の研究会では、国際交流基金日中知的交流事業による招へいでアジア経済研究所の短期訪問研究員として来日されている、環境NGO・グリーン湖南(緑色瀟湘)の理事長、劉盛さんからご報告をいただきます。劉盛さんは10年前に湖南省の長沙でNGOを立ち上げ理事長を務めるとともに、今年は北京にて、北京守望者環境保護基金会を設立し、その秘書長も務めています。今回の報告では、グリーン湖南の10年の歩みを振り返るとともに、「河流守望者プロジェクト」の展開を通して、中国の環境保護における公衆参加の課題について提起していただく予定です。

◆報告タイトル: 「河流のあるところに見張り番(守望者)を」
◆報告者:劉盛氏、グリーン湖南(緑色瀟湘)理事長
◆言語:中国語・日本語逐次通訳
◆日 時:2018年8月6日(月)14:15~16:45
★場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング313会議室(開場時間14:00~17:00)
  交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
https://www.nihonbashi-lifescience.jp/asset/pdf/NihonbashiLifeScienceBuilding_MAP.pdf

※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録):
以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
https://docs.google.com/forms/d/1vNeqzqYlxABWYM6Abu497qTCa26W7nywayrloVf2s5U/edit

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局 (担当:金丹、大塚)

2018年2月18日 (日)


今回の研究会は二部構成で行います。第一部では、福島大学の朱永浩氏より中国とロシア・日本・韓国との貿易・投資の変化および交通インフラ整備、国際物流の発展などの視点から北東アジアの経済連携の進展状況について報告していただきます。第二部では、南京大学の張炳氏より中国の重点都市における大気汚染対策の製造業の雇用へのインパクトについて統計データを基にした分析結果を報告していただきます。皆様のご参加をお待ちしています。

第一部
◆報告タイトル:北東アジア地域経済協力と物流
◆報告者:朱永浩氏(福島大学)
◆言語:日本語
◆コメント:明日香壽川(東北大学)

第二部
◆報告タイトル: The Social Cost of “Blue Sky”: The Impact of Environmental
Regulation on Labor Demand in China
◆報告者:張炳氏(南京大学环境学院环境管理与政策研究センター)
◆言語:英語(報告)+中国語・日本語逐次通訳(質疑応答)
◆コメント:大塚健司(アジア経済研究所)

◆日 時:2018年2月24日(土)13:50~16:40
★場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング313会議室(開場時間13:30~17:00)
  交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
         https://www.nihonbashi-lifescience.jp/asset/pdf/NihonbashiLifeScienceBuilding_MAP.pdf


※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録):
以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
https://docs.google.com/forms/d/1nZmqLV3JSy7hf6koAOaHPimqldcCM3lCx2KGxaTPpl0/edit


◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局 (担当:金丹、大塚)

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2017年9月18日 (月)

今回の研究会では、約130万人におよぶ大規模な住民移転を伴った三峡ダムの事例を取り上げ、10数年前の調査と最近の追跡調査の結果を踏まえて、移転住民の生活再建をめぐる現状と課題について報告していただきます。ご関心のある皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

◆報告タイトル:三峡ダム建設に伴う住民移転をめぐる現状と課題
◆報告者:浜本篤史氏(名古屋市立大学大学院人間文化研究科)
◆日 時:2017年10月6日(金)18:00~20:00
★場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング 302会議室(開場時間17:30~20:30)
 交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
        https://www.nihonbashi-lifescience.jp/#

※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録):
以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
https://docs.google.com/forms/d/1hdXVTmx5wP98I2OUBKn3w9plJSrgQp8AoGw5EawoXTA/edit

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局

2017年3月16日 (木)

下記の通り、第37回中国環境問題研究会を開催いたします。今回の講演者は長岡技術科学大学の李志東教授で、テーマは「中国のエネルギー・気候変動政策の最前線」です。13次5カ年計画などにおける最新のエネルギーおよび温暖化対策の現状と課題についてお話しいただく予定で、大気汚染対策、再エネ、省エネ、原子力発電、2030年前ピーク目標、排出量取引制度、デカップリング、国際交渉などの動向についても触れていただくことになると思われます。奮ってご参加ください。

◆日 時:2017年3月30日(月)15:00~17:30
◆場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング 会議室(302号室)
 交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
        https://www.nihonbashi-lifescience.jp/#
※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」および東北アジア研究センターユニット「東北アジアにおける大気環境管理スキームの構築」との共催です。
◆参加申し込み(要事前登録):以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してくだい。
https://docs.google.com/a/ethinkpub.net/forms/d/1IeNyQmV5RWsJ0-tqIpRq_Vx5ZulsHN-yvCzNkn9eRY8/edit

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局(担当:金丹・大塚)

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Tohoku University, Center for Northeast Asian Studies
980-8576 宮城県仙台市青葉区川内41
東北大学 東北アジア研究センター
980-8576 Kawauchi 41, Aoba-ku, Sendai, Miyagi, 980-8576, Japan
Tel and Fax:022-795-7557
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/

2016年11月 8日 (火)

今回の研究会では、現在同志社大学での集中講義のために来日されている南京大学社会学院の張玉林教授をお招きし、山西省での長年にわたるフィールド調査の研究成果についてご報告いただきます。報告要旨は以下の通りです。
 「21世紀の「世界の工場」としての中国は、年間40億トンの石炭を消費しており、そのうち4分の1ほどが山西省により供出されている。厖大な石炭採掘量が無数の「億万富豪」を作り出している一方、大規模かつ深刻な生態・環境破壊をもたらしている。本報告では山西省における石炭をめぐる富の分配と災難の分布について考察する。」
--

◆報告タイトル:中国山西省の石炭採掘と富・災難の分配
◆報告者:南京大学社会学院・張玉林教授
     http://sociology.nju.edu.cn/teacher/social/quanzhi/353.html
◆日 時:2016年11月25日(金)14:00~17:00
★場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング 313会議室
 交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
        https://www.nihonbashi-lifescience.jp/#

※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録):
以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
https://docs.google.com/a/ethinkpub.net/forms/d/13Z4-DFRfNUfnPGr0VjBuUGI751adNn9PpLcIgXBB2aM/edit

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局 (担当:金丹、大塚)
ck-tohoku-joint[at]googlegroups.com

2016年10月15日 (土)

今回の研究会では、一昨年度に引き続き、今年7月に大同にて「緑の地球ネットワーク」(GEN)の植林・貧困対策活動地域を訪問した研究チームによる調査研究報告を行います。日本NGOと現地の諸団体・個人との連携による植林活動が、中国政府主導の退耕還林等の環境再生事業にどのように影響を及ぼしたのか、等について議論を行いたいと思います。ご関心のある方のご参加をお待ちしています。

<第34回中国環境問題研究会>
日時:2016年10月30日(日)14:00~17:00
場所:東京外大本郷サテライト3Fセミナー室
※アクセス:http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
※本郷サテライトHP:http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/
議題:黄土高原・大同調査(7月)報告
報告:松永光平(立命館大学)
コメント:山田七絵・大塚健司(アジア経済研究所)ほか
その後、参加者でディスカッション

◆参加申し込み(要事前登録):
https://docs.google.com/a/ethinkpub.net/forms/d/1WZgzUijlHTqXB59MWRTX_ZfxHkX5NTbQ2cG4oEKCYVg/edit
※上記リンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
※席に限りがありますので、先着順とさせていただきますこと、あらかじめご了承ください。

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局 (担当:大塚、金丹)
<ck-tohoku-joint@googlegroups.com>
※本研究会は、以下の研究プロジェクトとの共催で行います。
・平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究C)「地域の実践的連環知に基づく環境・減災ガバナンス―日本・中国における比較事例研究」
・人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」

2016年8月29日 (月)

下記の通り、第33回中国環境問題研究会を開催いたします(東北大学東北アジア研究センター拠点共催)。「環境問題の百貨店」と言われる中国ですが、温暖化政策に関しては進んでいる部分もあります。今回は、来年1月から中国で施行される全国レベルでの温室効果ガス排出量取引制度に関して科学技術振興機構(JST)フェローの金振さんにお話を頂きます。日本が導入を見送った排出量取引制度を中国がなぜ、どのように導入したのか、排出枠の割当方法や取引価格はどうなるのか、今後の世界や日本での温暖化政策に対する影響はどうなのか、などに関して深く議論できればと思います。奮ってのご参加をよろしくお願いいたします。

◆報告タイトル:中国における温室効果ガス排出量取引制度の現状と課題
◆報告者:国立研究開発法人科学技術振興機構中国総合研究交流センター・フェロー 金振
◆日 時:2016年9月15日(木)18:30~20:30
◆場 所:日本橋ライフサイエンスビルディング 313会議室
 交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11
        https://www.nihonbashi-lifescience.jp/#
※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。
◆参加申し込み(要事前登録):https://docs.google.com/a/ethinkpub.net/forms/d/1onHyUFIEUor3x7ybhvU-OH7i_MqLEORKLd5Rd2SfeJE/edit
以上のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会・東北アジア研究センター拠点共催事務局 (担当:金丹、大塚)
<ck-tohoku-joint@googlegroups.com>

2016年7月25日 (月)

下記の通り、第32回中国環境問題研究会を開催いたします。今回は、中国政法大学公害被害者法律援助センター長の王燦発教授を招いて、環境保護法改正後の1年にわたる実施状況についてお話を伺います。今回の報告は王教授がイニシアティブをとって中国の環境法専門家を組織して執筆された評価報告書をもとにしています。この報告書は近日中に中国で出版される予定です。  

同センター(CLAPV)は1999年に中国の環境汚染被害者への訴訟支援などを行うボランタリーな専門家集団として活動を開始し、その後日本の関係機関・団体との交流も精力的に行っており、『中国環境ハンドブック』でもご協力いただきました。王先生とは知己の方も多くいらっしゃると思いますが、久々の来日となるこの機会に是非、王先生から最新の政策・研究動向をうかがうとともに、交流を深めていただければと思います。  

◆報告タイトル:新「環境保護法」実施1年の成果と課題

◆報告者:中国政法大学公害被害者法律援助センター長・王燦発教授

※日中逐次通訳

◆日 時:2016年8月3日(水)15:00~17:30

★場 所: 日本橋ライフサイエンスビルディング 313会議室

交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11  https://www.nihonbashi-lifescience.jp/#

◇前回までと場所が違いますのでご注意ください◇

※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録): 以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください(締切7月30日、満席になった場合には早めに締め切ることもあります)

https://docs.google.com/a/ethinkpub.net/forms/d/178lwnK7piKZiCQp_NIRWOrTkcncHCxlXlUPpgkLFLkg/edit

◆お問い合わせ: 中国環境問題研究会事務局 ck-icenter@googlegroups.com (担当:大塚)

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※関連イベントのご案内 (お申込み、お問い合わせはそれぞれの連絡先にお願いいたします)

・8月4日東京大学 【中国問題セミナー】中国の環境問題――法、メディア、市民社会からのアプローチ

http://www.asnet.dir.u-tokyo.ac.jp/en/node/8186

・8月5日あおぞら財団 日中環境問題サロン2016「中国における環境訴訟の現状と今後の展望」

http://aozora.or.jp/archives/26438

2016年7月 2日 (土)

下記の通り、第31回中国環境問題研究会を開催いたします。中国社会は、環境分野も含めて大きな転換点にあります。今回は、中国社会の表と裏を知悉する朝日新聞編集委員の吉岡桂子さんのお話です。中国における環境問題を通して、中国社会が抱える様々な問題群を考えてみたいと思います。

◆報告タイトル:環境問題と中国社会の今
◆報告者:吉岡桂子氏(朝日新聞編集委員)
◆日 時:2016年7月22日(金)18:45~20:30
◆場 所:東北大学東京分室会議室
東京都千代田区丸の内1丁目7番12号サピアタワー10階
(JR東京駅日本橋口-徒歩1分 東京駅八重洲北口-徒歩2分)
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/somu/bun/bun.html

※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録):
以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください。
https://docs.google.com/forms/u/0/d/1nMUDbz2WVGCTicrRR3sUwNmJU3JqctwmYhnQXkCMB2Q/edit

◆入館方法:
3階受付にてお名前とご所属を伝えて入館カードを受け取ってから会議室にお越しください。

◆お問い合わせ:
中国環境問題研究会事務局 ck-icenter@googlegroups.com (担当:大塚)
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