下記の通り、第32回中国環境問題研究会を開催いたします。今回は、中国政法大学公害被害者法律援助センター長の王燦発教授を招いて、環境保護法改正後の1年にわたる実施状況についてお話を伺います。今回の報告は王教授がイニシアティブをとって中国の環境法専門家を組織して執筆された評価報告書をもとにしています。この報告書は近日中に中国で出版される予定です。
同センター(CLAPV)は1999年に中国の環境汚染被害者への訴訟支援などを行うボランタリーな専門家集団として活動を開始し、その後日本の関係機関・団体との交流も精力的に行っており、『中国環境ハンドブック』でもご協力いただきました。王先生とは知己の方も多くいらっしゃると思いますが、久々の来日となるこの機会に是非、王先生から最新の政策・研究動向をうかがうとともに、交流を深めていただければと思います。
◆報告タイトル:新「環境保護法」実施1年の成果と課題
◆報告者:中国政法大学公害被害者法律援助センター長・王燦発教授
※日中逐次通訳
◆日 時:2016年8月3日(水)15:00~17:30
★場 所: 日本橋ライフサイエンスビルディング 313会議室
交通アクセス:東京都中央区日本橋本町 2-3-11 https://www.nihonbashi-lifescience.jp/#
◇前回までと場所が違いますのでご注意ください◇
※本研究会は、人間文化研究機構北東アジア地域研究事業「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」東北大学東北アジア研究センター「東北アジア地域の環境・資源に関する研究連携ユニット」との共催です。
◆参加申し込み(要事前登録): 以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信してください(締切7月30日、満席になった場合には早めに締め切ることもあります)
https://docs.google.com/a/ethinkpub.net/forms/d/178lwnK7piKZiCQp_NIRWOrTkcncHCxlXlUPpgkLFLkg/edit
◆お問い合わせ: 中国環境問題研究会事務局 ck-icenter@googlegroups.com (担当:大塚)
-----
※関連イベントのご案内 (お申込み、お問い合わせはそれぞれの連絡先にお願いいたします)
・8月4日東京大学 【中国問題セミナー】中国の環境問題――法、メディア、市民社会からのアプローチ
http://www.asnet.dir.u-tokyo.ac.jp/en/node/8186
・8月5日あおぞら財団 日中環境問題サロン2016「中国における環境訴訟の現状と今後の展望」
http://aozora.or.jp/archives/26438